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心療内科

体の不調があるのに、誰もわかってくれない・・・

心療内科とは

文字通り患者さんの「こころを診る」ことで、病気の身体的なデータを踏まえたうえで,病気に影響を与えているストレスを正しく評価し,患者様全体を治そうとするものです。
病気を診ると同時に病人を診て,からだと心の両面から全人的に患者様を治療する医療,それが心療内科です。

疫学

現代社会では、おおよそ10人に1~2人は何らかの精神的ストレスを抱えていると言われています。
明らかに異常な症状が複数存在し、それらがある期間持続し、そのために日常生活の多くの領域(個人、職業、社会的役割)で機能が著しく障害されたとき、精神障害と呼びますが、精神障害の家族歴は発症のリスクを高めることが報告されています。

診断分類と治療について

おおまかに以下のように分類されます。

  1. Mood Disorder (気分障害):
    うつ病(憂鬱な気分、食欲低下、睡眠不足、気力低下、絶望感、自尊心の低下、集中力の低下、が主な疾患ですが、双極性障害(年間発生率は人口の1%)との鑑別や、うつ病に類似した疾患(甲状腺機能低下症、膵がん、脳卒中、パーキンソン、アルコールなどの薬物乱用、ステロイド内服や、インターフェロン治療などの投薬)が重要です。うつ病が進行すると、自殺傾向になってしまうこともあります。その場合、
    悲観的思考・悲観
    →絶望感
    →ここにいないことの想像
    →死ぬことを考える
    →死にたいと思う
    →自殺方法を考える
    →自分を傷つけたり、自殺を企てる
    →自分自身の殺害
    という思考パターンに陥っていまうので、「生きる理由」を考えなくてはなりません。
    具体的には将来の計画について真剣に考えたり、患者を支える人たちに思いを寄せたり、「宗教的な教条」のような直接的な禁止を用いたりすることが有用です。
    また、治療初期に希死念慮が強まる可能性があるので周囲の人のご協力も必要になるかもしれませんし、急に服薬を中断することは副作用を伴い、自殺の危険が増大することもあります。
    薬物治療としては、SSRIという抗うつ薬が第一選択薬ですが、単独療法に対する反応率は40-60%と報告されています。
  2. Anxiety Disorder(不安障害)
  3. Phychoses(精神病群)
  4. Substance-induced disorders(物質関連障害)
  5. Organic or other disorders(器質性/その他の障害)

があります。

いずれの病態にしても、標的症状(患者さんが最も困っている症状)を明確にすることが大事です。
治療としては、抗うつ薬や抗不安薬などの薬物療法だけでなく、認知行動療法などを組み合わせることもあります。

当院の心療内科診療について

他院で

  • 「検査に異常がないから自律神経だよ」たままになっている方
  • 「ストレスが原因だから放っておけば治る」などと言われて、まったく改善がない方

ぜひ、お声掛けください。

特に脳梗塞や狭心症のような明らかな器質的疾患を認めないにもかかわらず、「ふらつく」「動悸がする」などの身体的症状がある方に対して「何か精神的なストレスが隠れているかもしれない」と考え、診療することを心がけています。

「ドキドキする」「眠れない」などの症状に対して、発作止めや睡眠薬を処方して終わらせるのではなく、「不安発作」や「うつ病」が隠れてないか、患者さんの一番身近にいる私共のような町医者が、患者さんの精神疾患に気づくことが重要だと考えています。

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