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高尿酸血症

高尿酸血症とは

血清尿酸値が7.0mg/dLを超えるものをいいます。
痛風関節炎や腎障害の原因となるほか、メタボリックシンドロームや心血管障害にもつながります。

どんな人に多いか

圧倒的に30歳代の男性に多く認められます。

原因

遺伝的素因と過食や肥満、飲酒といった環境要因が重なって発症します。
尿酸産生過剰型、尿酸排泄低下型、混合型に分類されます。

  1. 尿酸産生過剰型:悪性腫瘍、多血症、甲状腺機能低下症、テオフィリンなど
  2. 排泄低下型:慢性腎障害、脱水、利尿剤、抗結核薬、免疫抑制剤など
  3. 混合型:肥満、妊娠高血圧症候群、飲酒、外傷・火傷など

それぞれの原因に応じた治療が重要です。

合併症

短期的には痛風関節炎、痛風腎、尿路結石など、長期的にはメタボリックシンドローム、高血圧、脂質異常症、虚血性心疾患につながります。

治療について

  • 生活指導:食事指導、飲酒制限、適度な運動などを行います。
  • 薬物療法:尿酸排出促進剤(プロベネシド、ベンズブロマロンなど)、尿酸産生抑制剤(アロプリノール、フェブキソスタットなど)を内服します。

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