手足口病流行中!
[2026.07.27]
神奈川県衛生研究所によると、神奈川県内で2026 年 29 週の定点当たり報告数が 14.52 (前週 12.58)となり、引き続き警報レベル(5)を超えているとのことです。
手足口病は、口の中や手のひら、足の裏などに水疱性の発疹ができる、主に夏場に5歳以下の乳幼児を中心に流行するウイルス性の感染症です。
大人の感染者は全体の数%程度と少なめですが、子どもよりも症状が重く出やすい(重症化しやすい)のが大きな特徴です。
[大人がかかったときの特徴]
- 激しい痛み:手や足の発疹が「針で刺されたようなピリピリとした強い痛み」になりやすく、足の裏にひどく出ると痛みで歩けなくなることがあります。
- 高い発熱:子どもは微熱で済むことが多いですが、大人は39℃近い高熱が出るケースがあります。
- 強い全身症状:発疹が出る前に、インフルエンザのような激しい全身のだるさ、悪寒、関節痛、筋肉痛が現れることがあります。
- 爪が剥がれる:ウイルスの種類(コクサッキーA6など)によっては、回復してから1〜2ヶ月後に手足の爪が浮いて剥がれる(痛みはなく自然に生え変わる)ことがあります
特別な治療薬はなく、多くは7日前後で自然に治りますが、口内炎の痛みによる脱水や、まれに脳炎などの合併症に注意が必要です。
[主な感染原因]
- 子どもからの家庭内感染:保育園などで感染した我が子の看病、おむつ交換やタオルの共有、食べ残しを食べることでうつるケースがほとんどです。
- 過去にかかっていても感染する:手足口病の原因ウイルスは複数存在するため、子どもの頃に経験があっても別の型に再感染します。
[仕事(出勤)はどうすべき?]
インフルエンザのような一律の「出勤停止期間」は法律で定められていません。熱がなく動ける状態なら出勤は可能ですが、ウイルスは症状が消えた後も2〜4週間ほど便から排出され続けます。もし身近に感染しているお子さんがいる場合や、ご自身に気になる症状(発熱や喉の痛み)がある場合は、家庭内でも流水と石けんでの徹底した手洗いを行い、タオルの共有を避けてください。
