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コロナワクチン接種後の胸部症状について(心筋炎の可能性も含め)

[2021.10.20]

最近の報道にあるように、若い男性がモデルナ製コロナワクチン接種後に心筋炎になる可能性を示唆する報告があります。詳細は10月15日付け厚生労働省の発表を参照して頂ければと思います。

多くは、接種後4日前後で発症してくるようなのですが、今回のワクチンによる心筋炎機序が分からないと、日本循環器学会も言っているので、正直「女性だから大丈夫」「ファイザーだから安心」ということではないと思います。

当院では、ワクチン接種後の胸部症状(心筋炎の可能性がある方含め)については、まず「心筋逸脱酵素」を含めた血液検査で、心筋ダメージがないかどうかチェックします。また心筋炎の結果起こりえる、肺水腫などを胸部レントゲン検査でチェック、さらには心臓超音波検査にて心臓の動きや、炎症の結果増えるかもしれない心嚢液貯留(ひどく貯留すると心タンポナーデといって血圧低下やショックの原因にもなりうる状態)の有無を確認致します。

少しでもワクチン接種後に「動悸がする」「呼吸が苦しい」「背中が痛む」など症状がございましたら、ご相談ください。

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