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心房細動の診断・治療について

[2018.03.07]

たまたまTVをつけたところ、NHKで「重症脳梗塞の原因となる心房細動」について放送していました。たしかに心房細動は心原性脳梗塞の原因となりますので、その予防としてワーファリンなどの抗凝固薬をお使い頂いております。さらに、最近ではワーファリンとは異なる機序で血栓を出来にくくする薬剤も使えるようになっており、患者様ごとの状況に応じた薬剤選択ができるようになっております。

ただいずれの薬剤を使用しても、心房細動そのものが無くならない限りは、脳梗塞予防として抗凝固薬を服用し続けなければなりません。また、心房細動があることで心不全を合併することも多く、心不全患者様の予後が厳しいことも考え合わせると、可能であれば心房細動を取り去る根治術(カテーテルアブレーション治療)などお勧めすることもあります。

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