メニュー

小児頭部外傷

小児は成人に比べて頭部が重いので、「おすわりをしていたらバランスを崩して倒れてしまった。」ということも多いです。
その程度であれば、頭部CTの適応ではありませんが、交通事故や3m以上高いところからの転落などがあれば、頭部C Tを撮影すべきです。
また触って陥没骨折をしていたり、意識低下や痙攣があったり、頭蓋底骨折を疑う所見(目が内出血でパンダのようになったり、耳から血が出たり、など)がある場合は要注意です。
頭を打った後に、「ぐったりしている」「嘔吐を繰り返している」ような場合にも注意が必要です。専門医を受診して、経過観察の指示となった場合でも、家で安静にして受傷後24時間は経過を慎重にみることが大事です。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME