狭心症の受診控えは止めましょう。
[2021.02.24]
新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、世界中で狭心症の患者数が3割〜5割減少しているとの報告があります。一方、自宅での死亡数が増加しており、その中に狭心症患者さんも含まれている可能性も指摘されています。狭心症は、ご自身が胸痛を自覚して病院を受診しないと発見されないので、新型コロナウイルス感染症を恐れるあまり、多少のことは我慢しようと受診控えをすると手遅れになってしまいます。特に要注意なのは
・健康診断で糖尿病や高血圧、コレステロールなどの生活習慣病を指摘されてる方
・外出自粛やテレワークなどで運動不足になりがちな方
です。新型コロナウイルス感染症を考えると、どうしても少しの胸部違和感など我慢できてしまうことは後回しになってしまいがちです。しかし、放置してしまい手遅れになってしまうこともありますので、オンライン診療なども活用して頂き、早期に受診されることをお薦めします。