「郵送で結果送られてきたけど、どこが悪いでしょうか？」と他院で受けられた健診結果をお持ちになり、当院で結果説明を希望される方がいます。

もちろん、当院としては患者様の不利益にならないように、お持ちになった結果をわかる範囲でご説明し、最善と思われる対策をご提案をします。

 

せっかく健診を受けたのに、健診結果を活用できていないとするともったいないです。

「今年もコレステロールが高いので気をつけましょう、と言われてしまった。」

「体重が多いので、頑張りましょう、と言われた。」

「肝臓、腎臓の数値が高めと言われたのですが、どうしたらいいでしょうか？」など、医師から一方的に異常値を指摘されるだけで、「気を付けてください、としか言われない」「では、具体的にどうしたらいいのか」まで相談に乗ってもらえない方も多いです。

なるべく、健診結果はご自身で直接医師に確認しましょう。「時間がない」「面倒くさい」など理由はあるでしょうが、ご自身の健康のためです。

「もし結果は後日郵送するので、勝手にみてください」という医療機関では受診されないほうがよろしいかと思います。

 

例えば、自家用車をお持ちの方であれば、定期的に車の点検を出されると思います。

きちんとしたディーラーであれば、車の返却の時に、点検結果を説明してくれると思います。

もちろん愛車であれば

「点検結果がどうであったか？」

「修理箇所はあるのか、交換部品はあるのか？」などは他人任せにせず、気になるはずです。「走ればいいや」という方であれば、そもそも点検には出さないかもしれませんね。

 

車に例えることは適切ではないかもしれませんし、そもそもご自身の健康のことですので、比べるまでもないと思います。

今年も健診の季節が始まります！普段の生活習慣を見直すいい機会かと思いますので、ぜひお近くの医療機関で受診しましょう！！